PPNF
PRICE-POTTENGER Nutrition Foundation
感謝状 2000年
2000年7月14日、90歳を迎えた片山先生に感謝状が届いた。
親書 2005年
2005年当時の恒志会理事の沖、菊地、山口先生方は、PPNFを訪れ、PPNFとNPO法人恒志会は姉妹関係を結びました。
その時携えていった、片山先生の親書です。原文
Bennett理事長、Connolly専務理事をはじめとするPPNF理事会のみなさまへ
2005.8.10
このたび恒志会を代表する3人のHealth professionalsの訪米が実現し、PPNFがご歓迎くださることになったことは、まことにうれしくありがたき次第です。
恒志会は、私の医哲学と、これを踏まえて構築された治療法・指導法を、私が世を去ったあとも継承発展させていくことを目的にして、去年発足させた組織です。
皆様がお会いいただく沖、菊地、山口の3君は、いずれも私の医哲学と実践の忠実な学習者・実施者であり、恒志会の中核をなす、次代の指導者として、私の信頼する人たちです。
そして、彼らもまた、私と同様、プライス先生、ポッテンジャー先生のお仕事と教えを、心から尊敬しており、かつ今後とも両先生のご業績をさらに深く学び、自らの仕事に生かしていきたいという志を、私と共有しております。
そんな人たちですので、どうか Show them the way(彼らをご教導下さいますように)。
PPNFと私との間に、とりわけConnollyさんのいつも変わらぬ温かなお心遣いのお陰で育まれてきた友情と信頼が、今度の訪問とそれが生み出すであろう数々の貴重な出会いを通じて、さらに発展しますよう期待しております。
心からの感謝と敬意をこめて・・・
恒志会理事長 片山恒夫
PPNFに提出した片山恒夫履歴書
片山恒夫の生涯
1910年 7月14日生まれ
1921年 11歳の時、結核で母死去
1924年 豊中中学校時代は剣道部のキャプテン
1933年 大阪歯科医学専門学校卒業 歯科医師免許取得
1936年 豊中市で歯科医院を開業
1948年 豊中保健所普及係の橋本正巳先生(後の厚生技官)から特別の要請を受ける。特例で開業臨床医を続けながら、大阪府豊中モデル保健所口腔衛生係に就任
1949年 日本最初の歯科衛生上養成所開設に尽力、養成指導。歯科衛生士養成所所長、同時に口腔衛生係を兼務
1952年〜口腔衛生学会評議員
1954年 大阪府衛生部主査
1954年 豊中市教育委員会から表彰される
1955年 大阪府市立豊中病院歯科部長
1955年 学位記取得(大阪大学医学部)
1958年 総ての公職を辞し、現在地(豊中市関町北3-1-20)に開業臨床に専念
1970年 北海道大学非常勤講師
1970年 日本歯周病学会理事
1972年 開業臨床医を対象に合宿セミナー開催。食事の準備など手不足のため、4回で終了
1975年 国際歯科学士会(ICD)日本部会推薦入会
1978年 Dr.プライス著Nutrition and Physica1 Degeneration
「食生活と身体の退化」翻訳自費出版 2003年まで5刷発行
1981年〜1996年
開業臨床医を対象にセミナーを開催 (片山恒夫先生に臨床を聞く会一長期保存を可能にする臨床、特にペリオ対策についてー)
1983年 朝日新聞日曜版で「歯無しにならない話」約半年間、19回連載
1983年 日本短波放送歯科医の時間「歯周病を考える一臨床の立場から」出演
1985年 歯周病治療用歯ブラシ「Kシリーズ」(K0〜K3)までの4本セツト歯ブラシの開発
1985年 朝日健康情報誌「歯槽膿漏はこう治す」19回連載、休刊で中止
1985年 大阪新聞連載記事15回連載「40からの歯の話一歯槽膿漏との闘い?」
1987年 大阪府知事から表彰される
1998年 冊子「歯槽膿漏を自己採点する」を創刊
1989年 朝日新聞夕刊「昭和にんげん史一医のこころ」6回連続掲載
1989年 指導医認定証11号(日本歯周病学会)
1989年 研修施設指定証30号(日本歯周病学会)
1990年 単行本「歯槽膿漏一抜かずに治すー」2004年1月までに9刷発行
1990年 冊子「ペリオの本」創刊
1998年 生涯指導医認定証110号(日本歯周病学会)
2001年 NHKラジオラジオ深夜便「にころの時代一歯医者はわたしの天職」2回出演
2003年 片山歯研ビデオセミナーを開催
2004年 NPO法人悟志会認定を受ける
2005年 歯周病専門医認定証(NPO法人日本歯周病学会)
2006年 2月22日午後9時35分肺炎のために死亡発言論文74編 講演・セミナー67回
PPNFから届いた手紙 2006年